シマタニ昇龍工房について

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【高岡の磬子(けいす)の歴史】

高岡鋳物の歴史は、高岡開町間もない慶長16年(1611)に前田利長が鋳物発祥の地である大阪府南河内郡付近の勅許鋳物師の流れをくむ、鋳物師7名を 高岡市 金屋町 に招いたことがその始まりとされています。はじめ高岡鋳物師は鍋釡、鋤鍬など鉄鋳物の製造をしていましたが、加賀藩支配の下、多くの特権を与えられ、江戸時代中期より、仏具や花瓶などの銅器製造も行われるようになりました。それに伴い、象嵌、鍛金、槌起などの技法を用いて鉄・銅などの金属製品全般を製造するようになりました。磬子製造は、江戸時代中期から後期ごろ始まり、最盛期には、磬子職人が30人近くいたと伝えられています。


【シマタニ昇龍工房の鏧子(けいす)について】

江戸後期から脈々続く鏧子職人の家で育った初代和吉が、明治42年創業し、鏧子作り一筋、一子相伝により仏教伝来の伝統技法を今に伝えております。
鏧子作りは、百余りある金鎚や金床・当て金を用途応じて使い分け、黄銅板を手作業によって形作ります。黄銅板を金鎚で叩いて硬くなれば、焼き鈍して柔らかくし、また金鎚で叩いては、焼き鈍し作業を数十回繰り返し行うことにより、鏧子の形を作ります。
その後、鏧子作りにおいて一番重要な作業、調音作業をして完成します。
調音作業は、職人の勘のみを頼りに、行う作業で鏧子の上部を金鎚で叩いては、音を聞きまた叩いては音を聞き、「甲・乙・聞」の3 つの音のうねりを調音します。
昇龍の鏧子は、永平寺( 福井)・總持寺( 神奈川)・總持寺祖院( 石川)・南禅寺( 京都)・成田山( 福岡) 等全国各地の寺院でご愛用されています。


【会社概要】

社名 有限会社シマタニ昇龍工房
代表者 島谷粂一
住所 〒933-0847 富山県高岡市千石町4-2(google map
電話番号 0766-22-4727
FAX 0766-22-4717
URL http://www.syouryu.co.jp
e-maill info@syouryu.co.jp

【沿革】

初代昇龍 和吉
明治42年 父宗三郎のもと、鏧子の製作に従事して初代昇龍を興す。
二代目昇龍 粂吉
昭和51年 経済産業大臣指定 伝統工芸品高岡銅器 伝統工芸士 認定
平成5年 日本伝統工芸士会 功労賞 受賞
平成8年 高岡市伝統産業技術保持者指定
平成11年 中部経済産業局長 表彰
平成12年 富山新聞 風雪賞 受賞
平成12年 勲七等青色桐葉賞 叙勲
平成13年 高岡市市民功労賞 受賞
三代目昇龍 粂一
平成6年 経済産業大臣指定 伝統工芸品高岡銅器 伝統工芸士 認定
平成16年 日本伝統工芸士会 功労賞 受賞
平成22年 高岡市伝統産業技術保持者指定
平成27年 卓越した技能者(現代の名工) 表彰
四代目昇龍 好徳
平成8年 経済産業大臣指定 伝統工芸品高岡銅器 伝統工芸士 認定
平成25年 自社ブランド「syouryu」を立ち上げる http://syouryu.com
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