製作工程

process-1

1. 縁の加工

この作業は、鏧子の音色の生命線である部分の仕事です。横からと上から両方金鎚で叩くことにより、金属密度を高め、柔らかく余韻の長い音色を引き出します。

process-1

2. 底絞り

窪んだ木の盤の上で、金鎚を使い、平らな板を徐々に絞っていきます。

process-1

3. 下仕事

上部の厚い部分と真ん中の部分と底の部分を、溶接でつないで、丸みの帯びた形に整えていきます。

process-1

4. 焼きなまし

炭とコークスを合わせた炉で、鏧子を真っ赤に焼き鈍します。鏧子の素材である真鍮は、金鎚で叩くと硬くなります。そこで形を変えるため、焼き鈍します。
鏧子作りは、叩いては、焼き鈍しを30 回以上繰り返しで、板状の真鍮を厚みを変えたり、形を丸く整えます。

process-1

5. 仕上げ

仕上げは、鏧子全体を金槌一つで下の金床に合わせて、隙間なく全て叩き上げていきます。
表面を凹凸がなくパーンっと張った状態にすることで、濁りの無い澄んだ音色の鏧子に仕上げます。

process-1

6. 鳴り出し(調律)

調音する前の鏧子は、うねりが早く心が落ち着かず、気忙しい音色です。
調音をすると鏧子は、うねりゆったりとなり心が和み、自然と手を合わせたくなる音色になります。

pagetop